目に見えない世界
この世界の全ての物質は、全て原子で構成されています。
原子は何で構成されているかと言うと、電子・陽子・中性子の3つから出来ています。
さらに陽子・中性子を細かくしていくと、それらは素粒子(クオーク)で出来ています。
この素粒子が最小単位でこれ以上細かくできません。
全ての物質を構成している原子は、たった3種類の素粒子から出来ています。
素粒子の性質を一言でいうと、観測出来るし観測出来ない、質量があるといえばある無いといえばない、といった私達の身の周りでは、考えられない世界です。
量子力学において、観測される素粒子は粒であり、観測されない素粒子は波だと考えらてます。
それは即ち、見える世界は粒子性であり、見えない世界は波動性となります。
物理学においても、
見える世界
E=mc²
見えない世界
E=hv
と表すこととなり、
見える世界においては、質量が重いほど、エネルギーが高く、
見えない世界においては、周波数が高いほど、エネルギーが高くなります。
これは般若心経の色即是空・空即是色でも表されています。
宇宙で見える物質はたった5%しか占めていません。
そして人間の脳における顕在意識も5%しか占めていません。
言うなれば、現代社会において私達は、膨大な95%の世界を理解せず、わずか5%の情報だけで、全てを見ている事となります。
これは映画のわずか1コマに過ぎません。
私達の体も物質も素粒子で構成され、粒子性と波動性を備えているならば、
ミクロの世界もマクロの世界もフラクタル構造であると考えられます。
人間の体や思想、周囲の関係、日本の状況、世界の情勢、宇宙、全ては同じ構造であり、全体が個を、個が全体を表しています。
わずかな目に見える粒子よりも、それよりも遥か膨大な目に見えない波(波動)の方が大きな影響力を及ぼしています。