簡単解説 古事記1 別天神(ことあまつかみ)

宇宙に天の意識、地の意識が目覚め始めようとしたころ、

高天原(たかあまのはら)に

最初の神である天之御中主神(アメノミナカヌシの神)があらわれました。

 

この神が高天原にあらわれたことにより、

この高天原が宇宙の中心となりました。

天之御中主神が天の中心という意味です。

 

次に高御産巣日神(タカミムスヒの神)があらわれました。

万物を創造する神です。

 

次に神産巣日神(カミムスヒの神)があらわれました。

生命を創造する神です。

 

造化三神である天之御中主神高御産巣日神神産巣日神の三柱の神は、

高天原の神々の中でも最高位の神です。

 

次に、まだ存在していない地に、

まるで葦の新芽のごとく勢いよく萌え騰がるものがありました。

それによってあらわれた神は宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジの神)です。

 

造化三神によって高天原は完成された世界となりましたが、

その完成された世界を投影した地に、これから誕生する神々が暮らす国を生み出す神です。

 

次に天之常立神(アメノトクタチの神)があらわれました。

これから誕生する国のはるか上空に、とこしえの天となりました。

 

 

天之御中主神

高御産巣日神

神産巣日神

宇摩志阿斯訶備比古遅神

国之常立神

これら五柱の神は別天神(ことあまつかみ)であり、他の神とは別格です。

そして独神(ひとりがみ)です。

独神はそれぞれに完結した力をお持ちで、他の神々と比較できない超越した神です。

 

後に誕生する神々は別天神の姿を見ることも、

声を聴くことも出来ません。

 

別天神の神々は、高天原の天の世界にお隠れになりました。

 

簡単解説 般若心経

 自在に物事を見通す力を持った観世音菩薩様が、より深く人類を救済するための知恵を身に付けるべく、深い行に入っていた時のこと。

 

 照らし見るに「五蘊(ごうん)はみな(くう)」だと悟られたんだよ、舎利子君。

 

従って、全ての悩み苦しみは、此岸(しがん)から彼岸(ひがん)へ

あっという間に渡すことが出来るんだよ。

 

五蘊とは

 

→目に見えるもの、現象を、

→感じたり、

→思ったり、

→行動して、

→判断、認識する。

 

それらは、

 

→良いも悪いも、幸も不幸も、正義とか不正義とか存在しない。

空とは有るんだけど、何も性格付けされてない。

ただそれを、どう捉えるかという心があるだけ。

 

 舎利子君よ、

色は空と異ならず、

空は色と異ならず、

 

色はすなわち、これ空なり、

空はすなわち、これ色なり、

 

受・想・行・識かくまた同じ、

 

 だから

増えるということも無く、

減るということも無く、

 

明るいということも無く、

明るくないということも無く、

 

無いんです、

無いんです、

無いんです、、、

 

 みんな私達が信じ込んでいるものは、

思い込みであって、全部、空なんです。

 

 今のことが分かってしまうと、

 

無いんです、

無いんです、

無いんです、

 

 私達がずっと信じ込んでいるものは、

 

有るとか、無いとか、

良いとか、悪いとか、

 

これも初めから無いんです。

 

 どうやったら悩み苦しみを、此岸から彼岸へ渡すことが出来るのか?

 

自分の中に、全ての感覚の結論を、

「空なり」と認識したら、

どこにも、悩み苦しみは、無いでしょう。

 

良いも悪いも無いんです。

どっちでも良いのです。

 

投げかけたものが返って来るだけです。

自分の機嫌は自分で取りましょう

 自分の機嫌は自分で取りましょう。

他人の機嫌を取らない。

人の機嫌が悪いのは、台風や災害と同様、一過性のものです。

 

必ず機嫌の悪い方が、機嫌の良い方に合わせるようになります。

災害や現象も機嫌の良い方に合わせます。

 

機嫌の悪い方に合わせると、それが現象として現れ、自分が苦しみます。

 

良い時も、悪い時も、どんな時も、いつも自分で自分の機嫌を取り、明るくしましょう。

 

機嫌の悪い人がいても、それはその人の学びです。

 

 お金持ちが多くの物を買えるように、自分で自分の機嫌を取っていると、

心のエネルギーが大きくなり、波、風、嵐に吹き飛ばされない不滅の光を心に持ちます。

 

 心に光を灯し続けるには、燃料が必要で、そのための言葉です。

不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を口にせず、

口先だけで良いので「ありがとう」を言いましょう。

どちらを向いて生きますか?

 私達が住んでいる地球は、天国と地獄の中間に存在しています。

なのでこの地球上では、どちらのエネルギーとも繋がる事が出来ます。

 

「嬉しい」「楽しい」「ありがとう」といった上を向いた気持ちは、上を向いた瞬間に天国のエネルギーと繋がります。

反対に「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」と言った下を向いた気持ちは、下を向いた瞬間に地獄のエネルギーと繋がります。

 

 どちらかに気持ちを向けただけで、向けた方向のエネルギーと繋がります。

最初は微弱なエネルギーですが、一定時間長く思っていると、どんどん大きくなります。

 

つまり大事なのは、向けた方向の時間、長さです。

 

 自分の気持ちを天国に向け続けると、守護霊が降りてきて、指導霊が降りてきて、天使が降りてきてくれます。

 

 自分の気持ちを地獄に向け続けると、下から悪霊がどんどん上がってきて、魔王が上がってきます。

そして悪魔の声が聞こえてきます。

悪魔といっても元は人間の出した「恨み」「辛み」「憎しみ」です。

 

 私達は生きている以上、絶えず気持ちが揺らいでいます。

この「揺らぎ」が生命の源であり、生命のエネルギーです。

生きている以上、下を向いた気持ちを排除出来ませんし、排除しても新たに下を向いた気持ちは生まれます。

そして心の中に泥が無いと、花を咲かせることは出来ません。

 

 

 

 何時間、何日間、心の針を上に向けられるか。

合わせる時間が長ければ長い程、来るものは大きい。

エネルギーも大きいし、幸せの尺度も大きい。

 

そうして自分が向けた方向の時間と長さが、現象として自分に現実化します。

 

 天国にさえ合わせておけば、本当に幸せになれます。

 

 心の針を下に向けない訓練。

これこそが修行です。

そのための天国言葉です。

 

 まずは口先だけで「ありがとう」を言いましょう。

 

悩みは宝の山

 人は経済と人間関係を学ぶために、この世に生まれてきます。

なので人は生きている間、問題や悩みは無くなりません。

しかし問題を解決しようとしたり、悩みを無くそうと努力してしまいます。

 

無くならないものを無くそうとするから、さらに苦しみます。

 

 

 

 不愉快な感情とは、今の三次元の世界とは別の本当の自分の望む姿が存在し、今の自分とかけ離れていると教えてくれる心のセンサーです。

別次元で自分の望むべき姿が存在しています。

なので不安や心配を取り除こうとしても消えません。

むしろ不安や心配やネガティブな感情は、本当の自分を教えてくれる大事なものです。

 

 ではどうすれば本当の自分を見つけることができるか?

 

それは天国言葉、愛のある言葉を口にして、不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を一切口にしないで、いつも笑顔でいることです。

 

不安や心配を捨てようとしたり、排除してはいけません。

しっかりと味わってあげて、でも口では愛のある言葉を発する。

 

発する言葉を変えるだけで、勝手に波動はあがり、今自分が出した波動が別次元の本当の自分の量子を確定し、それが現象として現れます。

 

逆に不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を発すると、そのマイナス波動が確定し現象化します。

 

 

 他人の悪い所はいくらでも見つける事が出来ます。

でも他人の良い所を誉め、他人に良い事があると、

「良かったね」と言いましょう。

 

自分に良い事があれば「ありがとう」

人に良くしてもらったら「ありがとう」

辛い時や問題がおきても「ありがとう」

 

まずは心をこめず、口先だけで「ありがとう」を言いましょう。

 

 

「あなたは苦労したことが無いでしょう」

そう言われたら本物です。

 

「いや、私だってこんなに苦労したんです」

そう言いたくなる気持ちは分かりますが・・・

 

どんな時でも天国言葉、愛のある言葉を言って、笑顔でいましょう。

過去は変えられる

 全ての物質は、原子で構成されていてます。

原子をさらに細かくしていくと、

原子は、原子核と電子で構成されています。

その原子核は、陽子と中性子で出来ていて、陽子と中性子をさらに細かくしていくと、素粒子で出来ています。

この素粒子が物質を構成している最小単位です。

同様に光の最小単位は光子になります。

 

そして時間や空間にも最小単位が存在するのではないか?

これが量子力学因果集合論です。

 

この理論によると、時間と空間は連続したつながったものではなく、その小さなドットによって構成されていると言う理論です。

 

時間の流れも

過去→現在→未来と、一定の方向の流れではなくなります。

 

 

過去は変えられるが、未来は変えられない

 

 因果集合理論によると、過去に向かって無限に進み、どんなにさかのぼっても、その前に何かがある状態です。

 

 宇宙の始まりとされる、ビッグバン。

最初の音(振動)

 

日本語で「あうん」

サンスクリット語で「オーム」

キリスト教で「アーメン」

イスラム教で「アーミン」

 

この音(霊音)により、止まっていた素粒子に動きを与え、素粒子が化学反応を起こし、現宇宙が生まれました。

 

しかしそれは、新たに生まれたのではなく

「無」(0次元)から

「有」(多次元)に変化した状態に過ぎません。

 

日本語でも、

 

「往生」
あの世へ行く意味ですが、「生まれに往く」と書きます。

「生前」
亡くなる前の意味ですが、「生まれる前」と書きます。

「誕生」
かりそめの世に生まれる、と書きます。

 

あうん

「あ」が始まり。
「う」が継続。
「ん」が終わり。

 

五十音も「あ」で始まり「ん」で終わります。

 

そして「あ」が貯まっている場所が「頭」です。

なので「頭」の中には、物事が次から次へと始まる無限の可能性を持っています。

 

未来が確定的だとすれば、過去はいくらでも変えられます。

 

 

 人生は全て自分の書いたシナリオで、未来は確定的だとすれば、
変えられるのは、過去だけです。

人間は瞬間でしか生きてませんから。
過去が変えられるからこそ、宇宙は無限の過去の存在がその先にある様に思えます。

6段階のマイナス波動

 魂には神様より、7つの心をプログラムされて、人間はこの世に生まれてきます。

その7つの心は

 

明るさ、

暖かさ、

優しさ、

(自分に対する)厳しさ、

奥深さ、

謙虚さ、

感謝、

です。

 

 しかし人間は、日々の暮らしの中で、どうしてもマイナス波動に引っ張られてしまいます。

 

-1の段階

 すねる、くさる、ひがむ、

 

-2の段階

 不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言う、

 

-3の段階

 威張る、怒鳴る、怒る、

 

-4の段階

 恨む、憎む、呪う、

 

-5の段階 

 敵対する、攻撃する、

 

-6の段階

 殺傷する、

 

マイナス波動の段階が、大きくなればなるほど、心が重いおもしで縮こまってしまいます。

でも、どんな状態であっても、神さまにプログラムされた7つの心によって、

おもしを取ることにより、大きく伸び上がることが出来ます。

 

 

5段階のプラス波動

 

1の段階

 不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言わない。でもこの時は我慢や努力の概念がある。

 

2の段階

 不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言う必要がなくなる。

 

3の段階

 「嬉しい」と思える。

 

4の段階

 「幸せ」と思える。

 

5の段階

 「ありがとう」と心から思える。

 

 

人間最後は感謝の領域への到達です。