「ありがとう」を言いましょう

 鉱物にも植物にも動物にも、もちろん人間にも全てに魂があります。

魂の本質は他人に喜ばれる事です。

 

 不平・不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を口にすると、自分の周りの物がそれらを吸収し、周りの物が不平・不満・愚痴・泣き言・悪口・文句の塊になって、自分に跳ね返って来るそうです。

 

 しかし「ありがとう」を口にし、
今まで自分が口にした不平・不満・愚痴・泣き言・悪口・文句の数と同じになると中和され、ありがとうの数が上回ると、
周りの鉱物・植物・動物・人間、全ての物が
「こちらこそありがとう」と返してくれ、自分の周りは「ありがとう」で包まれます。

 

 「ありがとう」を言うのに気持ちを込めなくても良いそうです。

まずは口にしましょう。

 

 日常生活の中に良い事悪い事があるのではなく、起きている事全てが「有り難い事」です。

日常生活の中に幸せの本質があり、空を見上げると、3次元的にも経済的にも潤いが待ち構えています。
しかし足下ばかり見ていると、宝の山に気付きません。

 

 だからと言って、不安を克服しようとしたり、無理に明るく振舞ったり、言いたいことを我慢してはいけません。

不安を抱えても大丈夫です。むしろ不安や心配は大きな力になります。

弱音を吐きたい時は、大いに吐きましょう。

弱音や不安を沢山吐いても、それ以上に「ありがとう」を言えば大丈夫です。

無理にポジティブに振舞うより、しっかりとネガティブを受け止めて、心の中のポジティブとネガティブがニュートラルにバランスが取れた時、最も大きなエネルギーになります。

でも人を傷つける言葉、人を悲しませる言葉、人を不愉快にさせる言葉は言わないようにしましょう。

 

 神社に石段があるのは、ここまで来た、でもまだ先がある、その事を実感し、自分の足でここまで来させて頂いてありがとうと感謝しお礼する場所です。

叶という字は口に10本の指を合わせる(合掌)という事です。

「何々してくださってありがとう」と完了形で言うと本当にそうなります。
これが幸せの方程式です。