蕁麻疹が治った

 私は、長い間蕁麻疹に悩まされていました。

皮膚科に通い、薬を処方してもらいましたが、飲んでは効かなくなり、また新しい薬を処方してもらい、その繰り返しでした。

 私自身、健康には気を付けていて、バランスの良い食生活や運動、毎日ヨーグルトや青汁も飲んでいました。でも回復の兆しはありませんでした。

 

 ところが、M先生との出会いににより、私の体調は劇的に回復しました。蕁麻疹だけでなく、体重も8kg落ち、高かった血圧も下がり、いつも下痢や軟便だったのが、みごとに改善されました。

しかもとても簡単なことをするだけです。それは次のたった3つだけです。

 

  • 米食
  • 8時間睡眠
  • 16時間プチ断食

 

 まずなぜ蕁麻疹になり、なぜ回復したか説明します。 

 

腸内環境が全て

 M先生によると、腸内環境が悪いため、食べ物が体内で腐敗し、その腐敗した食べ物が栄養として、体内に吸収されます。

 当然腐敗した食べ物ですから、体は毒素を外へ出そうと、下痢として排便したり、腎臓で尿として出そうとします。

やがて腎臓は働きすぎになり、次第に機能低下してきます。

 腎臓が機能低下すると、副腎も機能低下し、体内ステロイドの分泌量も少なくなって行きます。

 その結果、蕁麻疹の原因であるヒスタミンステロイドで抑えることが出来ず、かゆみがでます。

 

 蕁麻疹の薬はヒスタミンを抑える対処療法です。しかしヒスタミンは正常な免疫反応なので、体は抑制されたヒスタミンを出そうとします。

 

 そして体に薬の耐性ができると、その薬は効かなくなります。そしてまた新しい別の薬を処方し、その繰り返しです。

 根本の原因が改善されてないので治らないのは当然です。

 

米食

 腸内細菌には、善玉菌・悪玉菌・日和菌があります。善玉菌の勢力が強ければ、日和菌は善玉菌に味方し、腸内は善玉菌優位になります。

 

 反対に悪玉菌の勢力が強ければ、日和菌は悪玉菌に味方し、悪玉菌優位になります。

 

 腸内環境を整えるためには、善玉菌優位にするしかありません。

 

 今の日本人の食生活は、急速な欧米化によって、パンや肉・乳製品など食べるようになりましたが、日本人の腸内菌は肉や乳脂肪を分解できません。

 日本人の腸内環境は、欧米化した食生活に適していません。

 

 日本人の善玉菌を増やす方法は、食物繊維です。

つまり善玉菌のエサである食物繊維を善玉菌に食べさせ、細胞分裂させ、増やすしかありません。

 それは長い日本人の食生活の歴史の中で、日本人の腸内環境に適したものだからです。

 

 日常の食生活の中で、豊富な食物繊維を摂取し続けるのは大変ですが、

米食にするだけで、大きく改善できます。

 

 玄米には、豊富な食物繊維があり、完全食と言っても良いくらい高い栄養価の食べ物だからです。何より長年の日本の食生活において、日本人の体に適しています。

 しかも簡単に、お金も掛からず、美味しく続けられます。

 

 私は冬になると、毎年風邪をひいてましたが、玄米食に変えて以来、風邪をひかなくなりました。

 

8時間睡眠

 睡眠の前半は肉体の疲労回復、後半は脳の疲労回復を行います。

つまり8時間睡眠を取らないと、脳の疲労は溜まったままです。 

 しかし肉体の疲労は回復しているので、少ない睡眠でも、あまり疲れを感じない人もいます。

 

 また腸は副交感神経なので、脳が眠っている間に活動します。その間に免疫力を高めたり、自律神経やホルモンバランスを腸がコントロールします。

 

 ちなみに、胃は交感神経なので、人が起きている時に活動します。

 食べてすぐ寝ると、眠っている間、胃は機能しないので、食べ物は未消化のまま、腸に送られます。

 食べ物には雑菌が沢山付いていますが、胃液で十分に殺菌されないまま、腸に送られると、腸の中には食べ物の栄養が沢山あり、温度も雑菌の繁殖に適している為、悪玉菌の繁殖に繋がります。

 

 食べてすぐ寝るのはやめて、3時間は間を取りましょう。

 

16時間プチ断食

 1日のうち、16時間は何も食べない、というもの。当然水分補給はします。

 空腹時間を設けることで、胃腸や内臓を十分に休ませます。

空腹時間が少ないと、胃腸は働きすぎになり、消化・吸収が悪くなります。

 

 私の場合、朝飯は食べず、12時に昼食、20時までに夕食をすませます。

20時~翌12時(16時間)は、何も食べませんが、それ以外はしっかり

食べているなで、まったく辛くありません。

 

 また、16時間プチ断食で内臓を休ませることにより、血管や血液も改善され、血流も良くなります。

 

 そして体には、オートファジーという機能があります。

これは古くなった細胞が、新しく生まれ変わる機能です。

 

 オートファジーには、食べ物によって栄養が十分にある状態では、あまり働かきません。細胞に強いストレスを受けた時、生き残るために組み込まれたシステムです。

 最後に物を食べてから16時間経たないと、オートファジーは活性化されません。

つまり16時間の空腹時間が必要です。

 

 

 以上3つの健康法は、誰でも簡単に出来るので試してみて下さい。