男女の関係は20億年前の出会い
生物は男と女はという2つの性をもっています。
生物が子孫を残す為の生殖は、20億年前の解糖系生命体とミトコンドリア系生命体の合体に遡ります。
それぞれ男は解糖系、女はミトコンドリア系と特徴があります。
男(精子)
解糖系=無酸素
冷やして分裂
女(卵子)
温めて成熟
男性、女性それぞれお互いの存在無しには生きていけない様、つまり20億年前の生命体の合体が生殖です。
男性器が外気にさらされているのは、体温-5度という低体温が、精子の分裂に適した環境にあります。解糖系が優位の精子には、ミトコンドリアはほとんどありません。
一方卵子は体内で温められることによって、成熟します。
成熟した1つの卵子には、なんと10万個のミトコンドリアが存在します。
なぜ女性は美しいのか
思春期を経て女性ホルモンの分泌が増えると、それと伴って副交感神経が優位になります。
副交感神経はゆったりとリラックスした状態の時優位に働きますが、その状態が続くとリンパ球の数も増えていきます。
その結果、免疫力アップに繋がります。
これが女性の体の基本なので、交感神経優位(ストレス・女性の社会進出)の生き方は、女性の体への大きな負担となります。
現代社会の女性に多い不妊症は、低酸素・低体温の持続によって、卵子が成熟せず、排卵の間隔が延びることにより起こります。
女性に冷え性が圧倒的に多いのは、卵子を温める事が生物としての基本になっているからでしょう。
ストレス・睡眠不足・食生活の乱れ・長時間労働は低酸素・低体温の原因です。
反対に男性(精子)は低酸素・低体温が、活発に分裂するのに適している為、社会でストレスにさらされたり、成果を求められる役割を担っているのかもしれません。
男性=解糖系、女性=ミトコンドリア系とそれぞれ適した役割が、生命の法則に支えられていて、それが幸せに生きることだと思います。